ものはためし

何事も実際にやってみなければわからない。いろんな物事をとにかく試します。

タイヤ交換の方法を再確認

      2015/12/31

年末の恒例として、今年もスタッドレスタイヤに交換しました。
私が住んでいる三重県名張市は、年に数回ですが積雪があり、橋なんかも凍結します。田舎なので車での移動が生活に欠かせないため、私だけでなく周りの皆さん安全のためにスタッドレスタイヤに交換しています。

カー用品店やホームセンター等でお金を払って交換してもらう方も多いのですが、私は自分で交換しています。節約のためでもありますが、それより自分の車のメンテナンスはなるべく自分で行いたいと思っているからです。
それに、タイヤ交換に慣れていれば、いざというときに慌てず対応できますしね。

ただ、見よう見まねで覚えた我流の方法で行っているので、この機械に正しいタイヤの交換方法を調べてみました。
餅は餅屋、ということでタイヤメーカーのサイトに写真付きで詳しい解説が掲載されています。

  1. タイヤ交換に必要な工具を確認しましょう。
  2. タイヤ止めをセットします。
  3. ジャッキをセットし、少しだけジャッキアップします。
  4. ホイールカバーをはずし、ホイールナットを緩めます。
  5. ジャッキアップしてタイヤをはずします。
  6. 正しくスペアタイヤを装着し、ナットを軽く締めます。
  7. ジャッキをおろして、ナットを完全に締めます。

ダンロップタイヤ 公式タイヤサイト「タイヤの交換の仕方」より抜粋

またJAF(日本自動車連盟)がタイヤの交換方法を解説する動画をYoutubeで公開してくれています。

…すみません。反省します。
私はこれまで
1.道具を用意
2.ジャッキアップ
3.タイヤを外す
4.タイヤを付ける
5.ジャッキを下ろす
と至極単純に作業していました。

タイヤ止めをセットしたり、外したタイヤを車の下に置いたり、はじめに少しジャッキアップしてナットを緩めてから再度ジャッキアップしたり、また仮止めしてからジャッキをおろして本締めしたり、といったことはしていませんでした。

それらはすべてより確実に取り付けるため、さらにはより安全に作業するために必要なことであり、さらにはどれもちょっと手間をかければ済むこと。
わずかな手間を惜しんだせいで、タイヤが走行中に外れたり、交換作業中に車が動いて下敷きになったりしたら、目も当てられません。

暖かくなってサマータイヤに交換する際は、きっちりと安全に作業しようと思います。

タイヤの締め付けにはトルクスレンチを

あと、上の動画にもありますが、ナットを締めるときにどれくらい固く締めたらよいか分からないんですよね。
「軽く体重を乗せる程度」となっていますが、実際にやってみると、それだけでいいの?と不安になってしまいます。かといって、締め付け過ぎると、ボルトやホイールが破損してしまいます。

そんな不安を解消してくれるツールが「トルクスレンチ」です。
レンチに目盛りがついていて、トルク(締める力)の値を設定できるようになっています。
ナットを締めていって、設定したトルク以上の力がかかると、カチンと音がして、それ以上は締められないようになりますので、ちょうどいい固さで締められるようになります。

ちなみに、ナットを締めるトルクの適切な値は、車の説明書に記載してあります。

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