ものはためし

何事も実際にやってみなければわからない。いろんな物事をとにかく試します。

日本のウェブ業界でリモートワークは普及しない

   

まずはじめに、この記事は自分のことを棚に上げて書いているということを宣言しておきます。なので、おまえはどうなんだよってツッコミはなしの方向で。

リモートワークは素晴らしい、けど…

わたしが勤めている会社にもリモートワークの制度があって、わたしは時々それを利用して自宅で作業しています。

どんなときに在宅勤務をするかというと、めっちゃ集中して作業をしたいときと通勤にかかるはずの時間に別のことをしたいとき。病院へ行くとかね。わたしは毎日片道1時間半ほどかかって通勤しているので、リモートワークするとこの往復3時間分の時間がまるまる自由になる。

リモートワークのメリット/デメリットについてはいろんなところで書かれているのでここでは省略します。プラスマイナスするとプラスのほうが多いとわたしは思うので、在宅勤務はぜひとも推進すべき。

ただね、ことウェブ業界については普及しない、普及できないだろうなぁ、とも思うんです。

日本のウェブ業界でリモートワークを普及できない理由

それは単純に

日本のウェブ業界にいる人のレベルが低すぎる

から。

仕事できない人が多すぎ。納期が守れない、ホウレンソウが無いのは当たり前。打ち合わせでも要領を得ず、仕事の内容を全く理解していない。

これは東京でも地方でも、大手でも中小でも関係ないですね。この業界では大手と言われる会社でも、担当者はダメダメだったりします。おかげで案件自体がつぶれそうになったり、デスマーチになることもしばしば。

うちの会社の運が悪いのかな。いやでも、他の業界から移ってきた人たちはみな口をそろえておっしゃいますね。「よくこんなやり方で仕事できますね」と。つまり他の業界ではありえないほどグダグダなんです。

個人の自律性と適正な評価

在宅勤務をすると、周りの目がないのでサボろうと思えばサボれます。また作業しているまわりで雑音が多い場合もある。だからそんなときでもきっちり仕事するためには、自分を厳しく律することが必要なんです。

サボったら仕事の成果が出ないのでその人の評価がマイナスになるからそれが抑止力になるんじゃないか、と思われるかもしれません。でもね、仕事がグダグダなんで評価もグダグダなんです。成果が出ていなくてもそれを罰しない。子供を叱れない親と同じです。

個人の自律性と適正な評価。これらが日本のウェブ業界には決定的に欠けているので、この業界に関してはリモートワークは普及しないだろうな、と思うわけです。

あ、もちろん優秀な方もいっぱいおられますよ。きっちり仕事をこなして、こちらが期待している以上の成果を出してくださいます。そうした方にはリモートワークをどんどん採用していただきたい。

ただその割合が……

 - 日々雑感