3Dプリンターがランプの精?マコーレー・カルキン出演の映画がヒドくてステキ
わたしはB級映画が大好きなんです。そんなわたしをワクワクさせる、とんでもなくヒドい映画をまたまた見つけてしまいましたよ。
それがこの『アダム・グリーンのアラジン』! まあまずは予告編を見てくださいよ。
……
どうです? ヒドいもんでしょw
もうどこから突っ込んでいいものやら迷ってしまいますね。
まず目を引くのは、背景や小道具が手作り感満載というところでしょうか。まるで学芸会のような雰囲気。そしてアラビアンナイトのアラジンと魔法のランプが題材のはずですが、舞台は現代となっています。
そう、現代! だからなんと
ランプの精は3Dプリンター
なんですよ。
この映画で監督/脚本/主演を務めるのはアダム・グリーン。彼はシンガーソングライターであり芸術家であり映画作家。彼は Twin という海外のメディアにこう語っています。
In my version the lamp is a 3D printer that prints out an analogue version of the internet. And the Princess is sort of like a Kardashian who’s on the Sultan’s reality show.
【超訳】僕のバージョンだとランプの精は3Dプリンターで、インターネットのアナログ版をプリントするんだ。それでプリンセスはカーダシアンのような感じで、サルタンズ・リアリティー・ショーに出演してる。
引用:Twin「ADAM GREEN’S PAPIER-MÂCHÉ PHILOSOPHY」より
そのランプの精はイタリアの画家、フランチェスコ・クラメンテが演じています。そしてプリンセスはビップ・リン。反乱軍のリーダー役でマコーレー・カルキン君も出演しています。
この映画の制作費の一部はクラウドファンディングの Kickstarter で集められたようですね。どの制作会社もとりあってくれなかったのかな……
映画は4月15日にアメリカとカナダでまず公開され、5月12日から全世界で公開されるとのこと。ですが日本ではまったく情報がありません。でもご安心を! iTunesやAmazonビデオでも観られるようになるそうです。ああよかったよかったw