LINEクリエイターズ着せかえの売れ筋を読む
2016/02/29
わたしはLINEクリエイターズスタンプをもう作らないと宣言しました。しかし新しく始まるLINEクリエイターズ着せかえについては、せっかくなのでいくつか作ってみようと思っています。なんでも試してみないとね。ブログのタイトルだし。
どうせ作るのだったらやっぱり売れてほしい。お金が入るということもありますが、それよりも自分が作った作品が評価されるというのがうれしい。クリエイターにとってこれ以上の喜びはないわけですよ。
だから売れ筋にそった内容で着せかえを作ります。まあ始まってもいないのに売れ筋もないんですが、現時点でわかっている情報からそれを読み取っていこうと思います。
どんな着せかえが売られているか?
2016年2月27日現在のLINE STOREにある全104個の着せかえのうち、実に97個がキャラクターもの。しかもそれ以外の7個のうち6個は、デフォルトの画面の単なる色違い。だから現時点で販売されている着せかえはほぼすべてキャラクターものといえます。
着せかえと言っても背景とアイコンを変えるだけなので、そこで他と区別するとなるとキャラクターの魅力に頼るのが手っ取り早いんでしょうね。これはクリエイターズ着せかえが始まっても同じだと思います。
だからキャラクターのライセンスを持っている方か、もしくはクリエイターズスタンプで人気のキャラクターがある方は、それをそのまま着せかえに持ってくるだけでいけそうです。
どんな着せかえが売れているか?
2016年2月27日現在のLINE STOREでの人気順だと、ベストテンのうち9個はディズニーとサンリオで占められています。もうひとつはおなじみクマのブラウン。
それ以降のランキングだとクレヨンしんちゃんとかポケモンとかメジャーなキャラクターも出てきますが、それでもやっぱりディズニーが強いですね。まあ発売されている着せかえの数もディズニーのものは多い。
ここから読み取れるのは、やはり女性ウケするものが売れるということ。男ウケしそうなのは30位のクローズとか36位のドラゴンクエストくらい。ケータイをデコレーションするのもほとんどが女性ですからね。
そもそも着せかえは売れているの?
ただ着せかえってほとんど売れていないんじゃないか。
LINEがスポンサーに向けて営業するための媒体資料があるんですけど、そのうちスポンサード着せかえについて書かれているものの中にも、どれだけのユーザーが着せかえを使っているかのデータがまったく出てきません。
クリエイターズ着せかえが始まる前でまだ盛り上がっていないからだろう、と思うかもしれませんが、スタンプについてはクリエイターズスタンプが始まる前の2014年4ー9月の媒体資料にスタンプを使っているユーザー数についての記述があります。
おそらくは着せかえを使っているユーザーは全体の1割に大きく届かない。数%もないんじゃないだろうか。
だからクリエイターズ着せかえが始まったとしても、それほど盛り上がらないでしょうね。しかしこういったことは始まってみないと分からないものなので、とりあえずは着せかえをいくつか作ってみます。