オルタード・カーボンが Netflix でドラマ化!こりゃ契約するしかないよ
2016/02/26
Netflix・Hulu・U-Next・dTV・Amazonプライムと動画サービスはいっぱいあるけど、どれに加入すればいいの?
SFが好きな人からそうたずねられたら、今後わたしは「Netflix」と答えます。
それというのも、わたしが好きなSF小説「オルタード・カーボン」が Netflix のオリジナルドラマとして映像化されるからです。
「オルタード・カーボン」って?
「オルタード・カーボン」は、イギリスの作家リチャード・モーガンによるSF小説。
2002年に発表されると、翌2003年のフィリップ・K・ディック賞を受賞しています。日本では2005年に翻訳されました。
その内容はというと……
二十七世紀。死はもはや永遠ではない。デジタル化された人間の心は小さなメモリーに記録され、頭部のつけねに埋め込まれている。肉体が衰え死を迎えるとメモリーが残る。それを維持し外側の肉体を買う金がある人間は永遠の生命を得る。犯罪者は精神のみを収容庫に拘禁され、財力がなければ肉体は売られる―。元エンヴォイ・コ-ズ(特命外交部隊)隊員タケシ・コヴァッチは百七十年の保管刑半ばに釈放され、見知らぬ男の体にダウンロードされた。大富豪ローレンス・バンクロフトの自殺の真相を究明すれば、謝礼と新しい肉体が手に入り恩赦を受けられるという。タケシは六週間の期限つきで調査することになった。
どうです? ゴリゴリのSFでしょう。
SF内でのジャンルとしては、サイバーパンクに分類されているようですね。ハードボイルド小説でもあります。
本書が話題になってすぐワーナー・ブラザーズが35万ポンド(約7000万円)で映画化権を買いました。しかしそれから音沙汰がなかったのですが、どうやら Netflix に権利が移ったようですね。
続編の映像化もありえる
ひとまず10話のシリーズとして制作されるようですが、人気があればシーズン2の制作もありえるとのこと。
ということは、「オルタード・カーボン」の続編である「ブロークン・エンジェル」や「ウォークン・フュアリーズ」もドラマ化されるかもしれません。
脚本が心配
ただひとつ心配なのは脚本家。レータ・カログリディスとなっています。
「ターミネーター:新起動/ジェニシス」や「シャッター アイランド」といったところが代表作なのですが、どちらもちょっと……
情報元:
HYPEBEAST「Classic Cyberpunk Book ‘Altered Carbon’ Is Coming to Netflix」
THE VERGE「Netflix is making a cyberpunk detective series」